粂蔵饂飩は、加須うどんのテイクアウト専門店です。

お持ち帰り専門店　粂蔵のお惣菜について

感染防止に携わる医療従事者の方には、日々のご苦労に大変感謝しております。 去年6月にレストランをテイクアウト専門店に業態変更して、１年が過ぎました。１年経てば感染も収束して日常が戻るものと安易に考えていましたが、状況は更に混迷を深め変異ウイルスの登場により、今まで日常と思っていた時代になるのは、まだ遠い気がします。

粂蔵では、業態変更に伴い、日々惣菜を販売して参りました。その種類は約200種に及びレストラン当時のメニュー数の3 倍以上です。惣菜は副食なので日々少量の食材を調達して、うどん・そばをお求めにご来店される方に、サービスの一環として美味しいおかずをもう一品ご提供したい思いではじめました。今まで毎日レストランで、調理してお客様に料理を提供してきたので、調理するのが好きなのです。お陰様で、ご来店頂いたお客様には、よくあの時のあの惣菜はもう無いの？とお問い合わせ頂きますが、 前記の通り、日々少量の食材を調達していますので、調達コストと欠品・季節ものなど、定番にしたいと思っても思い通りに行かず、売り切れ御免のスタイルでのご提供になっております。まだまだ、粂蔵レストラン再開については難しい状況ですが、お持ち帰り専門店　粂蔵饂飩　をこれからも御贔屓くださるようよろしくお願い申し上げます。

2021年4月　店主

粂蔵　本店レストラン休業のお知らせ

日頃より、当店をご利用頂き、誠にありがとうございます。
当店は下記理由のため、
【レストランを、テイクアウト専門店に業態変更致します。】
誠に残念ですが、現時点で、本店のレストラン営業再開の予定はございません。 今までご愛顧賜りまして、本当に、ありがとうございました。
３月頃より、コロナウイルスの感染が広まってきてから、レストラン店舗では食事提供するに伴い、必要な作業は徹底して努めて参りました。 （毎回のテーブル・メニュー表の消毒や、サービスカウンターを廃止してセルフサービスへの変更、可能な物は使い捨てへの切り替え、座席数の縮小、等々） 特に消毒作業は、通常より人手が必要になり、円滑に営業するのは、想像以上に大変なものでした。
また、特に土日祝日は、多くのお客様にご来店いただいて、とてもありがたい反面、お客様と従業員の安全は大丈夫なのか？と、クラスター発生のリスクを抱えながらの営業に、とても不安を感じていました。 これらのことは、緊急事態宣言が解除されたからといって、コロナウイルス発生前の状況に、完全に戻るわけではないと考えています。
いま毎日、新しい生活様式に取り組むように言われておりますが、当店の進む方向として、業態変更という形を取らせていただきます。 粂蔵レストランの突然のお別れとなり、今まで通って頂いたお客様に直接お話もできず、申し訳ございません。 ぜひ、テイクアウト専門店としての粂蔵もご愛顧賜れますと幸いです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2020年6月　店主

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これまでと、これから・・

粂蔵はこれまで沢山の皆様に支えられ、お陰様で廿五年という大きな節目を迎えることができました。しかし、決して順風満帆な道ではなく、歩みを止めれば敗北してしまう道でした。そしてその歩みが止まったのが、創業より我が子のように粂蔵を愛し、共に歩いてくれた最大の功労者である妻が、残念にも2013年に他界した時でした。
「もういいか・・」という思いから復帰できたのは、娘たちの存在でした。その後、後継者として一緒に頑張ってくれて、これからという時でした。2020年4月のレストラン休業は、今までやってきたことをすべて否定されたような思いがしました。
この先どうするのか、とにかく今できること、テイクアウト商品を作りながら、ずーと考えました。そして「痛みを伴わない決断に進歩はない！」あの時、業態変更して良かったと言えるように、これからを娘と一緒に頑張ろうという思いに至りました。これから先がどうなるか、分かりませんが歩き難い道を一歩づつ進んで参ります。職人なので手先は器用ですが、口下手で上手くお伝えすることできませんが、ご理解いただければ有難いです。

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